RICOH GR ついに手に入れた高画質コンパクトデジカメ




長らく、カメラというものから遠ざかっていました。

(ここで言うカメラとは趣味性の高いカメラのことです。)

ケータイカメラが高性能化し、その後スマホが主流になったことで、日常生活では単体のカメラがほぼ必要なくなってしまったことが原因です。

もちろんスマホのカメラでは不十分なこともたびたびあるし、最近でこそズーム機能付きスマホも登場していますがまだまだ高級機に限られますから、ズームしたいと思うケースはそれなりにあるでしょう。

もっとも私の場合は、ズームだけなら3CCDハイビジョンビデオカメラHDC-SD1を持っています。
ライカF1.8~2.8、光学12倍ズーム、光学式手ぶれ補正が使えます。

でも現実は、家にいるときか、旅行のときくらいしか使わないですね。

気づけばHDC-SD1で最後に録画したのは柴犬を我が家に迎えた2015年。
屋根の塗装を依頼する前後にといや棟板金をズーム撮影するために使ったのが2018年。
SDカードに入ってました。いや~懐かしいっ!

その後2年以上放置していたため、3本あるリチウムイオンバッテリーも全部空になってました。

それでも困らないくらいスマホしか使ってないってことですよね。

はて、単体カメラはいつまで使ってたんだっけ?

http://digicame.12volt.jp/を見返してみます。

EXILIM EX-Z3の頃は毎日持ち歩いてました。
PENTAXと共同開発したレンズを搭載し、カードサイズのコンパクトボディかつ俊足かつ綺麗な写真が撮れる当時最高の相棒でした。

でももっと綺麗な写真が撮りたいってことで、ミドルクラスのデジカメも所有していました。
子供もまだ小さかったし、あちこち出かけてましたから。

見返すとC-2040ZOOMはかなり持ち出していましたね~。
その後、LUMIX FZ10、Dimage Z1とわらしべ長者のように入れ換えていきました。

そしてPENTAX K200Dでデジイチデビュー。
ところが、とたんに持ち歩かなくなってしまいました。

やはりちょっとでかかった。
おまけにパシャパシャうるさいと嫁さんにも不評。

かつて所有していたEOS650とさして大きさは変わらないんですが、時代が変わり、カメラはかさばるのが当たり前なものではなくなった、ということです。

加えて子供たちも中学~高校になり、だんだん親とは別の行動が増えてきたこともあり、さらにはリーマンショックなんかもあり。

仕事の関係でもともと滞りがちだったデジカメの部屋の更新も完全ストップ。
K200Dや931P、HDC-SD1の記事がないのは残念です。

ほどなく、でっかくてうるさいカメラは手放してしまいました。
(念のためK200Dの名誉のために付け加えますが、当時のデジイチの中ではコンパクトなほうでした。)

それでも3CCDハイビジョンビデオカメラとケータイカメラがあればそんなには困らなかった。

この頃使っていたケータイはF904iや931Pでした。
F904iで320万画素、画素数が追い付かれ、931Pでは810枚画素。
もはやEX-Z3の出番は完全に奪われていました。

もちろん画素数がすべてではないんですが、機動力という点でどうしてもケータイのほうが有利なのは否めない。

折しも6~7年使い込んできたEX-Z3はバッテリーが劣化してきて、役割を終えようとしていたこともありました。

そしてケータイはほどなくスマホへ。
F-12CからXperia acro HDくらいまではビデオカメラ併用でしたが、Xperia Z3入手でほぼ必要性を感じなくなりました。(それぞれ810、1210、2070万画素。)

Z3はビデオも綺麗。機動力抜群。暗所にも強い。
ズームができないけど、解像度が高いのである程度はトリミングで補える。
子供も成人して、ズームしたいシチュエーションがあまりなくなりました。

EXILIMとはZ3つながりだったんだなぁ。

しかもXperia Z3、はじめて本体のみでハイレゾに対応したスマホなので、元オーディオマニアの血が騒いで手に入れたという側面もあり、なんでもZ3でこなすようになっていきました。

現在はそのコンセプトを継承したXperia XZ Premiumがメインカメラです。
すごいスーパースローが撮れるんですが、使う機会があまりない。捉えるのが難しいこともあり。
しかし静止画やスナップ的動画についてはけっこう満足しちゃってます。

と、つらつら書いてみると、途中から捨てたものがあるんですね。

記録としての写真はXperiaでほぼ不満なく残せるんですが、作品を残す、写真を楽しむ、という趣味性の部分が、デジイチを手放した時点から抜け落ちました。

生活に余裕が、特に時間的ゆとりがなくなったことも大きいし、他にもやりたいことがいろいろあって、限られた時間の中で取捨選択をしなければならないわけですが、ボケ味を活かした写真を撮りたいなって思ったことも時にはあったわけです。

まぁボケ味だけならビデオカメラでもできるんですがね。

そんな背景があって、久々にカメラというものを手にしたいなぁ~、今どきはやっぱミラーレスだよなぁ~、って思っていたときに目に止まったのが、リコーのGRIIIです。

コンパクトカメラのボディにAPS-Cな撮像素子と明るいレンズを投入するというコンセプトが刺さりました。




どうせミラーレス買っても、ズームレンズ付けてたらあんまり持ち歩かなくなるんじゃないかなぁ。デジイチのトラウマだな。ミラーレスならパシャパシャうるさくはないだろうけど。
だったらパンケーキをつけっぱにしとけば持ち歩くかなぁ。でもそれだったらレンズがいいコンパクトカメラにしたほうが有利かもなぁ。

あぁでもイメージセンサーが小さいよなぁ。
それじゃスマホと大差なくなるし。レンズはいいにしても・・・。

じゃあ、、、イメージセンサーがでかいコンパクトカメラというのはないのかなぁ。

とくれば、たどり着くのはGRIIIかFUJIFILM XF10になりますよね。

でも価格が倍も違う。
GRIIIは9万強。XF10は4万強。

悩みました。

CPを考えたらXF10ですよね~。

でも、GRIIIのほうが何か訴えてくるものがある。
ボディサイズも大差はないものの、少しでも薄いほうがいい。
経験上、レンズキャップ式だと出し入れの際にも気を遣う必要が出てくるし。
電源入れて構えたら、あぁ、キャップ取ってないや、ってこともぜったい発生するに違いない。
それが嫌でC2040の頃はキャップをしないで済むケースにしまっていたくらいです。

ここはやはりGRIIIで行きたい。
でも高~い。手が出な~い。

そこでふと考えました。
中古ならどうか。

中古でもGRIIIは8万前後。XF10なら3万強。
ひとつ前のGRIIでも5万前後はします。
XF10に気持ちが揺らぎます。
でもそこで初代GRも3万強なことに気づきました。

GRIIIとGRの違いは撮像素子の解像度、手ぶれ補正、タッチパネル対応、USB-C対応、bluetooth対応
といったところ。
レンズのダスト除去なんていう気の利いた機能も装備しています。
着実に進化しています。欲しいです。

だからGRIIIは高いんですねぇ。

しかしながら、GRでもスペック的には十分です。
XF10の方向に妥協するよりも受け入れやすい。

そして、タイミングよく、程度のいいGRが3万ちょうどで出ているのを見つけたので、ゲットしました。

GR

GRを手に取るまで忘れていましたが、わたくし、かつてリコーのカメラを持っていたことがありました。

マイポートズームミニ

90年代、デジカメが登場しDS-7を買うまでの間(92~96年頃)、マイポートズームミニ、という銀塩コンパクトカメラを使ってました。
(関係ないけど、ミニ、っていう響きがいい。後にLet’s note miniは30代の私を彩るライフワーク的存在となりましたから。)

このマイポートズームミニ、コンパクトなボディながら、マクロ対応AF1.5倍ズームを搭載していたので、便利でよく持ち歩いていました。
他社のコンパクトカメラはコストダウンのためレンズが樹脂のものが多い中、ガラスレンズを採用していたので、安っぽい見た目とは裏腹に、小さくても綺麗に撮れるカメラでした。
沈胴式+レンズバリアという構成も同じ。
フィルムですからね、しかもISO400を好んで入れてたりしましたから、いまみたいに気軽にパシャパシャとはいきませんでしたが、普段持ち歩かないところに持ち出して日常を切り取ってくる、スナップシューターの片鱗を感じる逸品でした。

GRも同じく見た目は安っぽい感じですが、逆にそのほうが周りに気兼ねすることなく撮影できるメリットとなります。

それでいて、でかくてごつい一眼レフと同じ撮像素子で撮れるわけですから、こんなメリットは他にはありません。
余人を持って代えがたい。

そしてGRもレンズ設計には並々ならぬこだわりを持って作られている(過去にはライカLマウント版GRレンズまで存在した)ようですので、かつての相棒と再会したような感覚があり、すごく嬉しくなりました。

こだわりレンズと大型撮像素子を一見安っぽいコンパクトボディに。

このコンセプトを早期に具現化したリコーなら間違いはないはずです。

何度も「一見安っぽい」と口にしていますが、ボディ素材には軽量かつ堅牢性の高いマグネシウム合金を採用したダイカストボディで構成されていますので、手に取った際に感じる質感は見た目とは違ってとてもしっかりしています。

モードダイヤルをよく見るとペンタックスから持ってきたTAVっていうモードがあるし、親指ひとつでフォーカスロックも露出補正も簡単にできる。
K200Dの記憶も甦ります。

フルオートもいいけど、せっかくGRを手にした方は、親指が届くボタンを使ってみましょう。

下手な高級カメラより手早く綺麗な写真を残せる手段が満載です。

長々とお読みいただき、ありがとうございました。m(__)m




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