嫁さんのCF-Y7にJBL Pebblesを投入しました。
手持ちのCDをすべてFLAC化してサーバーに置いたので、どのPCでも高音質再生が可能となりました。
そこでCF-Y7にPCスピーカーを追加しようと考えたわけです。
かねてから気になっていたJBL Pebbles。
ネットでの評判もまずまずだし、USBバスパワーで動くのもいい。
そして何よりUSB-DAC内蔵でPCのノイズからは分離されたオーディオ出力が得られる。
ダクトの長いバスレフポートで低域を補完している。
嫁さん的にはそんな小難しいことはわかんないけど、おしゃれなデザインのボリュームがついているのが直感的でいい。
電源コードとか気にしないでUSBを挿すだけで動くのもいい。
ちょっと大きめだけどまるっこくてかわいいし、使わないときはコードが収納できてスッキリ。
まずは自室のごちゃごちゃした学習机の上でINSPIRON13 7359 Windows10 Proに接続。
標準ドライバが導入され、あっさりと使用可能に。
ヤマハのNX-50と聴き比べてみる。と、NX-50のほうがレンジが広いしバランスもいいし、低域から高域までよく出ている。
Pebblesは中音域に寄っている印象で低域も高域も控えめ。ボーカルやギターにはフォーカスが合ってよく出てくる感じ。
まぁNX-50はAC電源だし容量も一回り大きいし、お値段もワンランク上だし当然と言えば当然だ。
リビングのテーブルに置いてCF-Y7につないで音出ししてみる。
Windows7 Pro こちらも標準ドライバで認識。
と、あれ?音の響きが違う。押し付けがましくない低音がむしろ聴きやすいし、スピーカー正面にいなくても適度な響きで部屋のどこにいても音の良さが感じられる。
円盤ダイヤルで音量を上げていく。けっこうな音量が出てくる。特に破綻も感じられない。
とても5V 0.5Aの電源で動作しているとは思えない。
USB DAC内蔵なので、そちらにも電力を多少取られているはずなのだが。
ここではたと思い当たる。
スピーカーユニットの能率が高いんじゃないだろうか。
一般に能率の高いスピーカーは低音が出にくいかわりに少ない電力で大きい音が出るという特性がある。
そして、かつてのJBL製品は小出力な真空管アンプでも朗々と鳴り響く高能率スピーカーで一世を風靡していた。
そのエッセンスが活きているんじゃないかな。
長めのバスレフポートで低音を補強しつつも、なお中音域が際立つのはそのためかと。
そんなに真剣にじっくり聴くのでなければむしろこっちのほうがいいんじゃないかな?
ここまで計算しているとしたら・・・いや、しているんでしょう、かのJBLなんだから。さすがです。
JBL Pebbles バスパワードスピーカー USB DAC内蔵
価格: ¥ 4,980 (2016年9月購入時点)
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