中古のGRについてきたレンズアダプタ。

アダプタの先には49mmのフィルターが装着できます。
そこで私が真っ先に思い浮かべたのが、PLフィルターです。
デジカメの部屋で取り上げたC-2040ZOOMを使っていたときにも利用して、けっこう役立っていました。
さっそくケンコー(Kenko)PLフィルター サーキュラーC-PL(W) 49mm 薄枠 を発注。
Kenko PLフィルター サーキュラーPL(W) 49mm コントラスト・反射調整用 薄枠 449141
ほかのメーカーのもありますが、薄枠、つまり厚みがないのが気に入り、これにしました。


レンズアダプタに取り付けます。

この状態でGR本体のリングをはずし、着脱する形になります。


C-2040ではつけっぱなしで運用していましたが、GRについてはコンパクトさがスポイルされてしまいますので、必要に応じて着脱するほうがいいと思います。
ただ、はずしたまま持ち歩いていては埃だらけになってしまいますので、いい入れ物はないか、探しました。

直径60mmくらい

高さ30mmくらい
これが入る入れ物を探せ!

ダイソー。ちょっとぶかぶか。

セリア。真ん中のがいい感じ。

Kenkoのフィルターが入っていたケースの中に敷かれていたクッションを入れると、蓋をしたときにぴったりになり、中で動かなくなりました。

まさにおあつらえ向き。
ただこのケース、重ねて使えるようになっているため、スカートのようにはみ出た部分があります。

内側からアクリルカッターで削り、ある程度筋が入ったところで折り取ることにしました。



まぁこんな感じ?

加工してないほうと並べてみる。いいね~。
あとは、ヤスリでバリを取ってなめらかにします。
これで持ち歩きやすくなったかな。
このPLフィルターを使いたくなるシチュエーションで多いのが、川や池などの水の中に魚などの対象がいる場合や、展望室などの窓越しに景色を撮りたい場合です。
水面や窓に写り込んだ反射光で思うような撮影ができないことになりがちです。

川。水面に雲が写り、川の中が見えにくい。
こうなってしまうと、どれだけ素早く撮れてもすべて失敗作になってしまいます。

そんなとき、PLフィルターを使えばほれ、このとおり!
川底がはっきり確認できます。


ガラスの反射を抑え、向こう側が見えるようになる。

ただ、雲が撮りたいときははずしたほうがいいかも。

白いはずの雲が黒ずんてしまいます。
雲って反射で白く見えているんですね。


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