インバータ蛍光灯をLEDシーリングライト化 ②




インバータ蛍光灯をLEDシーリングライト化①で無事LEDライトとして生まれかわりましたが、いまいち暗いので、SMD基板を追加してさらに明るくしていきます。

とはいっても電源のキャパを考えないといけない。

SMD基板上のチップ抵抗の両端電圧は0.4VだったのでSMD基板1枚あたり0.4A。最大20枚まで駆動できる計算になりますが、リモコンリレー基板もあるし、誤差がある程度出てくるので19枚ないし18枚までが限度になるかも知れない。

テスターじゃmAオーダーまでしか計れないからなぁ、分流するか…などと考えていたら、何年か前に中華製の電流計を安く買っていたのを思い出しました。

なんだ20Aまで計れるじゃん。計ってみると、およそ4A。

現在SMD基板12枚なので、誤差があっても20枚までは問題なさそうです。

ということで追加していきます。

こんどはSeriaで買い占め。

前回記事①同様、SMD基板を取り出して並べてみると、外周には19枚までしか並べられず、あとの1枚は内周の枠を固定しているねじを長めのものに交換して共締めすることにします。

再度ユリヤねじにボンドを塗っていきますが、前回塗り過ぎてめんどくさいことになったので、今回は余ったリード線にボンドを乗せて丁寧に塗りました。

これで十分。

ねじ穴を開ける際は、鉄粉が飛散してすでに組んである回路に紛れ込むと故障の原因になるので、養生して飛び散らないように配慮しながら開けていきます。

うまくいった。

内周にはユリヤねじは長さが足りないので普通のねじを使いますが、ねじ径の差と絶縁をどうするか。

うちにあるもので何かいいものはないかと考えていたら思いつきました。

コンクリートや石膏ボードにねじを立てる際に使うプラスチックのプラグの頭を切り取って使うことにします。




これが絶妙にフィット。

最初からこれに気づいてたら、ユリヤねじ方式にしなかっただろうなぁ。

絶妙にねじ穴に嵌まってぶれないので狙いどおりです。

これで20枚目のSMD基板が乗りました。

配線を済ませ、点灯してみます。

よーし!かなり明るくなりました。

電流は、

あら?おや?ずいぶん少ないなぁ。

これは電圧降下用のダイオードの特性によるものですね~きっと。

電流が増えて降下電圧も規定値まで増えた結果、SMDにかかる電圧が下がり電流が抑制される。

6A流せるダイオードなのでいままではもて余していたんでしょう。

このままでもけっこう明るいですが、もうちょっと有効活用したいので、2本直列だったダイオードを1本ショートして1本分にしてみます。

クリップ付きリードでショート。

6.5A。いいじゃん。1本に変更だな。

とはいえ取りはずすのも大変なので、1本分をショートして単なる放熱器として残すことにします。

明るさは2~3割増といったところです。しばらく放置、最終的に電流は7Aまで上がったところで安定しています。

天井に設置してセードを被せてみます。

いいじゃん明るいじゃん!

SMD240灯のシーリングライト、完成です。




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