SoundPEATS Q12の音質とBluetoothによる使い勝手の良さにはかなり満足しているのですが、たまに充電するのを忘れていて、移動中にバッテリー切れとなってしまうことがあります。
その際の予備機としてTAROMEの完全ワイヤレスなX2Tをしばらく使っていましたが、Q12のあとに使うとどうしても音質の差が気になってしまいます。
さらに完全ワイヤレスタイプは現時点では音も途切れやすい宿命ですので、時期尚早かな、Bluetooth5待ちかな、と思ってしまいます。
そこでQ12と似たタイプでお値段的にも手頃なFayTunのapt-X対応イヤホンM5を試してみることにしました。
スポーツイヤホンということで IPX4 防水・防塵・防汗で軽量なブルートゥースイヤホンとなっています。
microUSBポートから充電する5V機器です。
SoundPEATS Q12のスイッチBOXよりはひと回り大きく、microUSBケーブルを差し込む際の安心感があります。
一方、イヤホン間のケーブルは細めで、きしめんタイプのQ12のほうが安心感があります。
充電中は赤LEDが点灯します。
電源/再生/ポーズのボタンは上になります。
L/Rの表示がはっきりしていて赤いラインがワンポイントでおしゃれな感じ。マグネットもほどよくくっつく。
ハウジングの大きさもQ12よりはやや小ぶりな感じで耳からはみ出る感じも緩和されます。
電源を入れると「power on」bluetoothでつながると「connected」、電源を切ると「power off」と英語のおねえさんの声が流れます。
電池の残量がなくなってくると「ピロピロピロ」という音が何度か時間をおいて流れ、やがて「poweroff」という声が流れてシャットダウンします。
このあたりのお知らせ音量はQ12より自然でいい感じ。
さて、音質ですが、聞き始めたときはドンシャリだな、と思いました。が、しばらく聞いているとそうとばかりも言い切れない感じがしました。意外とフラット? 曲によってはこっちが正しいのか?みたいな。こっちのほうが心地よいのでは?といった感じがするんです。
これは何かな、と考えてみると、音離れがいいんですね。特にエッジが効いた楽器が前に出やすく、柔らかいボーカルは引っ込みやすい。そんな音づくりです。
音にスピード感がある。効率がいい感じ。マグネットが強力なのかな。それを敢えて活かして前面に出した設計みたい。
まさにスポーツするときに気分をアゲてくれるようなアップテンポの曲には合いやすいと思います。
また、ボリュームを下げて聴くことに重きを置いている感じがしました。強めの低音もラウドネス効果になります。
逆に音量を上げて聴きたいときは、曲によっては低音が強すぎてちょっと聴き疲れするかも。
自分的にはやはり破綻しにくいSoundPEATS Q12のほうがメインですね。
でもサブとして充分な音質は備えているので、併用して行きます。
ちなみにバッテリーはQ12よりこちらのほうが持ちます。
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