AIWA SC-E11 – Air Recording 空気録音 鈍器系なのにバックロードホーン、的な? エアレコ




AIWA SC-E11 1979年発売

アイワのミニコンポ、マイペースシリーズにラインナップされた小型スピーカー。
アイワを代表する鈍器系スピーカーです。(※)

小型ながら2.9Kgとズシリと重いエンクロージャーはアルミダイキャスト製で、内部に長さ1mにもなるバスレフダクト(Long Fold Duct)が構築されており、響きがコントロールされています。

ウーハーのサイズは10cmと小ぶりですし、ボディサイズも小ぶりですが、意外にも見た目以上の豊かな低音を響かせます。
また、当時としては最先端のドームツィーターが澄んだ高音を奏でます。

その様子をこの空気録音で感じ取っていただければと思います。

パンチンググリルの取りはずしは可能ではありますが、基本的に装着したまま使用することが想定されている商品ですので、エアレコでも装着したまま撮影しました。

 

録音はTASCAMのPCMレコーダーDR-07MKIIを使用しています。
96KHz 24bit 約50cm

DACにはTEAC UD-301を採用、可変出力モードに設定した上でパワーアンプ AIWA S-P22 2台に接続。スピーカーをBTL接続して各chに割り当てています。




サイズを超えたリッチなサウンドをお楽しみください。

※ YouTubeの再生設定を「高画質 1080P」にしてお聴きください。

 

チャンネル登録はこちら。
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AIWA SC-E11 主な仕様

形式:2ウェイバスレフ型ブックシェルフ
インピーダンス:4Ω
瞬間最大入力:50W
出力音圧レベル:84dB/W/m
周波数特性:60~20,000Hz
ユニット:
・10㎝ コーンウーハー
・2.5㎝ ドームツィーター
大きさ:W120×H187×D150mm
重さ:2.9Kg (1本)

#鈍器系スピーカー
※ 鈍器系スピーカーとは、エンクロージャーに木製以外の比重が高い素材を採用して箱鳴りを抑え、ユニットの振幅で低音の量感を確保することを目指した小型スピーカーの俗称。単に鈍器系でもおおむね鈍器系スピーカーが検索される。

#鈍器
分厚いガラスの灰皿とか、トロフィー、ブロンズ像、ダンベル、漬物石、レンガなど。
主に刑事ドラマやサスペンスの殺人現場で登場し、人の頭を殴る際に使用される。
でも、鈍器系スピーカーが使用されたシーンは見たことない。
ていうか、カッとなっても音楽を聴く用途以外には使用しないでください。
40年以上経過した今となっては貴重なスピーカーなのですから。
いい音を聴いて、ひとまず落ち着こう。

 

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