AIWA TP-60 – Air Recording 空気録音 超小型オープンリール 1963 Reel to Reel Tape Recorder




AIWA TP-60
オープンリール テープレコーダー
1963年 昭和38年

当時の超小型テープレコーダーです。

まだカセットテープがなかった時代の、持ち運びできるテープレコーダーとしては最小の部類に入るものになります。

リールは2型(2.5インチ)で2トラック1チャンネル、片道20分・往復40分の録音ができました。
リムドライブ方式のため回転ムラが目立ちます。
メモ録用途としてはじゅうぶんですが高価なものですし、高級感ある外観から俄然期待値も高まったでしょうから、当時手にしたユーザーはがっかりしたかも知れません。

いま見ても(いまだからこそ?)昭和30年代に生産されたとは思えないこの精密機械には、何か心踊らされるようなワクワク感を禁じ得ません。




アクティブスピーカー AFB-10から流れる「スパイ大作戦」の音をコンデンサーマイクCM-E7で収音し、録音して再生する、という状況を動画にしました。

ちなみに『スパイ大作戦』は、1966年から1973年まで放送されたアメリカのテレビドラマ。日本では1967年4月8日からフジテレビ系列で放送された。
当時まだ非日常だったテープレコーダーでスパイに指示が送られることが斬新だった。
原題は『Mission: Impossible』。のちにトム・クルーズ主演で映画化され有名になった。

マイクホルダーが探しても探しても出てこないので、クランパーで代用しています。

製造後まもなく60年というレコーダーがきちんと動作していることに拍手を送りたいです。

 

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