JBL Pebbles
発売:2013年
今回はJBLのPCスピーカー、Pebblesです。
出てもう10年も経つのか・・
パソコンのUSBポートに接続するだけで自動的に外部スピーカーとして認識され、手軽に高音質な音が聴けるアクティブスピーカーです。
電源もUSBポートから供給されるため、ほかに配線する必要はなく本当にお手軽手間要らず。
音量調整は、側面の大型ダイヤルがOS側のメインボリュームと連動しており、どちらからでもコントロールできるのも便利。
パソコンからのオーディオ信号はデジタルのまま受け取り、Pebblesに内蔵されたD/Aコンバーターでアナログ変換、内蔵パワーアンプで増幅してスピーカーから音を出します。
高速なデジタル処理を絶えず実行しているパソコン内部のデジタルノイズの影響を排除し、クリーンな音を目指しています。
本編テロップでも触れていますが、USB2.0の仕様上、PC側から供給される電源は5V500mAが上限であり、その制約の中でアンプとDACを駆動しなければならず、一般的に音量は期待できないところ。
しかしそこは高能率スピーカーが売りのJBL。
十分過ぎる音量が得られるスピーカーに仕上げられています。
この一点だけでJBLの技術力がはっきりと感じられ、新たな名機誕生の実感に心が踊りました。
もちろんコンセントから別立てで電源を供給すればいくらでも音量は出せるわけですので、Pebblesならではの活用シーンとしては電源が用意できないような出先でのノートパソコンとの組み合わせになるのかな、と思います。
薄型ノートPCの内蔵SPは大抵音悪いですからね。
電源が得られない状況下でも最善の音が楽しめます。
あるいは片付いたデスク上で、USBケーブル1本だけ繋げば動作するシンプルライフ的運用を求めている方にも最適です。
また、Bluetoothなどの無線接続で発生しがちな音の遅延が発生しない点もメリットとなります。
手元に手軽に高音質を送り出してくるJBL Pebbles。
本当に十分な音なのかどうか、この空気録音でお確かめください。
録音はTASCAMのPCMレコーダーDR-07MKIIを使用しています。
96KHz 24bit 約50m
サイズを超えたリッチなサウンドをお楽しみください。
※ YouTubeの再生設定を「高画質 1080P」にしてお聴きください。
JBL Pebbles 主な仕様:
形式:USB接続型アクティブスピーカー
ユニット:50mmフルレンジ
周波数範囲:70~20,000Hz
音声フォーマット:リニアPCM(48KHz/16bit)
電源:USB端子より供給(5V500mA)
大きさ:W78×H132×D150mm
重さ:約1Kg
備考:AUXアナログ入力3.5Φ
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