aiwa SX-M100(BlueNet) 1999年発売
アイワにはなんと、「SX-M100」という同じ型番のスピーカーが2機種あります。
ひとつは1988~91年に存在したStrasserブランドで販売されたミニコンポのサラウンド用リアスピーカーとして用意された、パンチンググリル採用の
2ウェイバスレフ型スピーカーです。
名付けて「Strasser M100」。
もうひとつは小文字aiwaになった91年以降の1999年に製造・販売されたMDミニコンポ「XR-MD100」に付属する、涼しげな青みを帯びたサランネットが特徴的な2ウェイバスレフ型スピーカーです。
名付けて「BlueNet M100」。
この動画は「BlueNet M100」を「Strasser M100」と同一条件(デスクトップ)で鳴らした音を空気録音したものです。
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「Strasser M100」の空気録音はこちら
フロアに設置して空気録音した「BlueNet M100」の動画はこちら
詳しくは「アイワにふたつのSX-M100」にて
https://5volt.jp/aiwa/sx-m100/
※この動画は下記動画の差し替え版になります。
https://www.youtube.com/watch?v=BNs0m4NEywE
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ほかのスピーカーと聴き比べていただければ空気録音でも十二分にお分かりいただけると思いますが、「BlueNet M100」は頭ひとつ抜け出た音の良さです。
デスク上に設置できるサイズ感ですが、フロア設置でもいい音を響かせます。
直感的にSX-NH55と似た傾向の音だなと。
PPコーン採用ウーハーの低音です。
このスピーカーがセットになったミニコンポ「XR-MD100」は発売当時かなりの人気商品となりました。安くて音がいいんですから当然ですね。
たくさん売れたため、23年経ったいまでもヤフオクやメルカリなどでかんたんに手に入ります。
しかも安い!1,000円ほどで買えちゃいます。
これぞプアオーディオの真骨頂!
新品当時もたくさん売れると実売価格が下がったりしますが、中古市場ではたくさん流通しているとさらに市場価値が下がります。そこに音の良し悪しは関係なく、希少価値がない=珍しくもなんともないから安いということになります。
でも、かつては音がいいから売れたんです。
こんなお得感の高い品は買って損はありません。
ぜひ30,000円のスピーカーと聴き比べてみてください。果たして30倍の価格差が有りや無しや。
これぞアイワサウンドの代表格。
パルシブな曲でもたおやかな曲でも破綻せず、女性ボーカルも男性ボーカルも艶やか。
ちなみに、
ユニットやエンクロージャーの形状が類似している
SX-M85
も、ほとんど同じ音を出すことを確認しています。
さらには、未確認ですがユニット構成が似ている
SX-M35, SX-M500, SX-M710
も、同じ傾向の音が出るのではないかと推定しています。
安くて簡単に手に入り、オーディオ初心者でも間違いのないスピーカーと言えます。
安い!音イイ!入手楽!
三拍子揃ったM100ブルー!
エアレコ推奨スピーカーに認定です。
録音はTASCAMのPCMレコーダーDR-07MKIIを使用しています。
96KHz 24bit 約50cm
DACにはTOPPING E30を使用し、プリアンプモードに設定した上でパワーアンプ AIWA S-P22 2台に接続。スピーカーをBTL接続して各chに割り当てています。
サイズを超えたリッチなサウンドをお楽しみください。
※ YouTubeの再生設定を「高画質 1080P」にしてお聴きください。
エアレコお約束のサランネット装着は4曲目です。
チャンネル登録はこちら。
https://www.youtube.com/channel/UCdGcPfC5R0o4cRgdcb6l6DA?sub_confirmation=1
aiwa SX-M100(BlueNet)主な仕様
形式:2ウェイバスレフ型ブックシェルフ
瞬間最大入力:30W
インピーダンス:6Ω
ユニット:
・13㎝ PPコーンウーハー
・6㎝ コーンツィーター
大きさ:W160×H280×D220mm
重さ:2.8Kg (1本)
備考:スピーカーコード直出し 約1m
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